【第21回】富士山!
- 日程
- 2014/08/15-16
- 天気
- 晴れ/曇り/強風
- 山
- 富士山
- ルート
- 須走口(五合目)→下江戸屋(八合目)→山頂→砂走り
- 参加者
- YO・YA・TK・AH・KH
- 経過
- 初日:下江戸屋で宿泊、2日目:山頂、下山
- 反省点
- 3000m級の山には、高さに慣らしてゆっくり登らないと高山病の危険があります。
とうとう富士山!
日本に居てるなら、とりあえず一回は行ってみようと思う富士山に行ってきました!
我々は、大阪から富士急湘南バスの金太郎号(高速バス)に乗って夜間から出発して早朝に御殿場に到着し、そこからまたバスで須走口からスタートしました。
ちなみに、金太郎号ですが夜行バスと侮っていましたが結構快適でした!
3列しかシートがないので、各シートが広々なんです。大阪から富士山行く時は使ってみてください。
五合目からのスタートなんですが、すでにここで標高2000m!
今まで登った山でこの時点で一番高いです。
雲と同じくらいの高さです。
このときは、下界は曇り空で雷もなってたのですが、ここまで来ると快晴です!
2000mとはいえ、登り始めは森林があり、少しの間ですが緑を楽しむことができます。
一時間もしないうちに、どんどん開けてきて地上が見えるようになってきます。
本六合目を過ぎたあたりでお昼休憩。
やっぱりここに来たら、カップヌードルですよね!
景色のいいところで食べるカップヌードルは格別です!
ちなみに、だいたい500円くらいする上に、1合あがるごとに値段が上がっていきます・・・。
お湯の販売もしているのでカップラーメンだけ下で買っておいて、50〜100円くらいで
お湯を買って食べるのもありです。
ただ、ちょっと申し訳ない気持ちになりますが、そこは心を強く持つものありです。
16時あたりには本日宿泊予定の江戸屋に到着!
八合目です。
夏場ですが、ここまで来るともう結構寒いので防寒着はちゃんと用意していった方がいいです。
決して、半袖、短パン、サンダルだけで登ろうとしない方が上で幸せになります。
この日は、翌日のご来光に備え、宿で晩御飯を食べたあとは早々に就寝です。
ちなみに下の写真のように結構ギュウギュウ状態で貸し出しの寝袋に包まって寝ることになります。
ザックに余裕のある人は、自分のシュラフを持っていくのもありかも知れません。
二日目
一名中度の高山病になったため、山頂でのご来光は諦め、宿屋の前でのご来光です。
とはいえ、ここの高さでも3350mという高さなので眺めも雲海もすごくよかったです!
風はめちゃくちゃ強いので数分ごとに景色が変わるのでそれも面白いですね。
太陽見えた!と思ったら山頂から雲が降りてきてまったく見えなくなったりします。
もう少し太陽が高くなると真っ白な雲海がよく見えるようになります。
1名高山病になったのですが、ここまで来たので1人でも登る!というので
一旦隊を二つにわけて登ることにしました。
足の速い3人を先に行かせ、私と高山病隊員の2人でゆっくり後を追うことにしました。
今回高山病になっても登りましたが、本来はオススメしません。
高山病になったら降りない限りは楽にならないです。
酸素スプレーが売られていますが、気休め程度にしかならないです。
ちなみに他の隊員も各々軽度の高山病にはなっていました。
須走口から一気に登ってきてしまったのですが、時間もあったので
1時間ほどは高さにからだを慣らしておいて方がよかったかもしれません。
富士山の山頂付近にも山小屋があるのですが、ぼくたちが到着したときは雲で覆われ
景色はほとんど見えず風強いは寒いはで、ほとんど写真取れてなかったです・・・。
先に到着していた3人が着いたときはまだ晴れていたようですが。
山の天気は変わりやすいとは言いますが、ここまでころころ変わるのは初めての体験でした。
寒さを凌ぐため、恒例の富士山カップヌードル!
高かったです!確か700〜800円くらい!
でも買ってしまいました、美味しかったです!
山小屋を後にしてお鉢巡り(山頂火口をぐるっと)をして山頂を目指します。
富士山の山頂付近はゴツゴツとした岩だらけでやっぱり火山なんだなという感じです。
そして、とても風が強い!
冗談抜きで吹っ飛ばされるんじゃないかと思うくらい強風です。
下の写真は火口から吹いてくる風をみんなしゃがみながら踏ん張って進んでるところです。
(中央で遊んでるのは高山病で頭痛いのに遊んでる我が隊員)
強風と寒さと プチ高山病でへとへとだったのでお鉢巡りながら山頂は結構辛かったですね。
写真では結構晴れてそうですが、すぐに曇って来るんです。
なんとか登りきったところで分隊したメンバーとも合流して日本最高峰でパシャり!
無事全員山頂に到着することができました!
富士山は山渋滞がひどいんじゃないかと思っていたのですが、ぼくたちが行った時は天候も荒れていたこともあるのか運が良かったのか結構空いてましてね。
山小屋付近では、雷が自分より下の方で鳴っていましたので下界は結構荒れていたんだと思います。
よく見る、山頂付近でなんだこれ!?というくらい人まみれになっていることもなかったのでよかったですね。
ちなみに下りは砂払いの道で下りました。
下っても下っても砂ばっかりの砂の道です。
霧も濃かったのでどこか迷いの道に入ってしまったのではないかと錯覚するくらいです。
1時間以上は下ってたかもしれないですね。
下りは砂だらけで足も取られて景色も変わりないのであまり楽しくはないですが
登ってるときと景色はわりと楽しいですよ。
なかなかこの高さの景色を飛行機以外から見ることはできないですからね。
せっかく日本に居てるなら一度くらいは登っていいかと思います。
機会があるときは是非にどうぞ。
あと、山小屋にあるトイレとはか基本有料ですのでちゃんと払いましょう。
山の中でちゃんとしたトレイがあるってのは結構幸せなことです。
それに、去年から富士山の入山料が任意で払うことになりましたが
もちろん、我々チームやまのぼりメンバーは全員払いました。
みんなが楽しく登れるよう整備するために必要なお金ですので
無理強いはしませんが、払ったほうが気分よく登れますのでお勧めします。
今回は長かったですが、この辺で。
wrote:徒然